2000年6年1組総合学習年間計画は、これ!(pdf)
最後の反省事項も書き込んだものです。参考になりますよ。

99年度5年1組総合学習年間計画はこれ!(pdf 27kb)
99年度5年1組総合学習の全記録(85時間)


1学期




●単元  「オリジナル修学旅行をつくろう」
(全20時間)


この単元は、6年生80名による「修学旅行」に関する学習です。
2日目の見学コース(京都)をグループごとに作り上げるのです。
どのような学習になるでしょうか?その概略をスケッチします。

1次 1,修学旅行オリエンテーション 4月14日(金) 1時間目
2次 2,お気に入りの見学地を探そうT 2,3時間目
3,「お気に入りの見学地」を紹介し合おう 4時間目
4,「お気に入りの見学地」を探そうU 5,6時間目
5,ツアーコンダクターの方との交流会(T)をしよう 7時間目
6,グループをつくろう 8,9時間目
7,見学コースを決定して、細かい計画を立てよう 10,11,12,
13,時間目
8,ツアーコンダクターの方との交流会(U)をしよう 14時間目
9,コース最終決定して、計画書を完成させよう 15,16時間目
10,しおりを完成させよう 17、18時間目
11,安全な行動について調べよう 19時間目
12,警察の方との交流会を開こう 20時間目
3次 13,修学旅行1日目(奈良方面)5月29日(月) 1日目
14,修学旅行2日目(京都市内)5月30日(火) 2日目
15,修学旅行3日目(大阪方面)5月31日(水) 3日目
*3次は、修学旅行当日です。教育課程では、学校行事になります。

*この他に学級活動の時間が2時間ありました。
 学級活動1:しおりが完成したところで、旅館の部屋割り・見学の注意点など一般的に指導をしました。
 学級活動2:総合学習の20時間がすべて終わったところで、最後の指導をしました。(旅行2日前)  

*保護者を対象に日曜参観日の学年連絡会で、修学旅行について説明をしました。

*修学旅行が終わって、国語の時間を使って、作文を書きました。



●単元  「エイミー先生と交流しよう」
(全23時間)

この単元は、6月26日(月)から1学期終了まで6年1組に
滞在されるAnn Marie MIller 先生との交流をすすめていく
学習です。歓迎会と交流会(バス旅行)が大きな目標です。
学習の概略をスケッチします。(1学期2つめの単元です。)


1次 エイミー先生との交流計画を立てよう 1,2、3時間目
2次 歓迎会の計画を立てよう 4,5時間目
歓迎会前半のリハーサルをしよう 6,7,8時間目
歓迎会後半のリハーサルをしよう 9,10時間目
歓迎会をしよう 11,12時間目
3次 交流会(バス旅行)の準備をしよう 13,14,15,時間目
交流会(バス旅行)の準備をしよう 16,17,時間目
交流会(バス旅行)をしよう 18,19,20,21,22時間目
交流会の続きをしよう 23時間目
4次 相手校(MPCDSchool)とテレビ会議をしよう 24時間目
この後の総合学習は、2学期に続きます。
2学期は、Eメールとテレビ会議による交流となると思います。ご期待のほど・・・

*テレビ会議チャットの全記録は、ここ!

*テレビ会議の様子はここ!   MPEG1映像 15秒 2.72MG

*エイミー先生との普段の交流はこんな様子  (昼休みや普段の授業の時)

*エイミー先生とのお別れ会    (これは学級活動の時間としてカウント)

*総合的な学習の時間における教育的な価値内容一覧(pdf)

 ここまでが、2000年度6年1組の1学期の総合的な学習の時間の全記録です。
 2つの単元を合わせて、44時間を使いました。年間110時間の総合的な学習の時間のうちの40%です。あと、2単元を実施する予定です。9,10月の総合の時間を行わずに時間を調整するか、このまま2学期も1週間3時間を使って学習し、卒業前の3学期の総合をカットするか思案中です。


2学期



単元  「老人保健施設に行って福祉について考えを深めよう!」
(全34時間)


この単元は、老人保健施設とデイケアセンターに繰り返しかかわって、
福祉ボランティアを実践しながら、「老い」や「病」、「福祉」について
考えを深めていく単元です。その概略をスケッチします。どうなることでしょう。

1次 1 老人保健施設で何をするかアイデアを出し合おう
           *授業の感想はこちら
1,2,3時間目 10/4
2 1回目の訪問の計画を立てよう 4、5時間目 10/11.12
3 1回目の訪問の準備をしよう 6,7時間目 10/25.26
4 1回目の訪問をしよう デイケアセンター 老人保健施設
         *1回目の交流の感想、振り返りはこちら
8,9,10時間目 10/27
5 今後の計画を立てよう 11,12時間目 10/30.31
2次 6 2回目の訪問の準備をしよう 13,14時間目 11/7,8
7 2回目の訪問をしよう  デイケアセンター 老人保健施設 15〜18時間目 11/9
8 3回目に向けて話し合いや準備をしよう 19〜22時間目 11/15〜28
9 3回目の訪問をしよう デイケアセンター 老人保健施設
         *3回目の介護体験の感想はこちら
23〜26時間目 11/30
3次 10 最後の訪問の準備をしよう 27〜31時間目 12/12〜16
11 最後の訪問(デイケアセンターのみ)をしよう 
         *4回目の訪問の感想はこちら
32〜34時間目 12/18

3学期


単元  「将来の夢の職場を訪問して、自分の進路についての考えを深めよう!」
(全31時間)

この単元は、将来の夢の職業について調べたり、その職場を訪問したりして、
自分の進路や将来の夢についての考えを深める学習です。
その概略をスケッチします。

6年の3学期、総合学習に30時間以上をかけるとは、なかなか
大変なことであります。できれば、2学期の後半に行って、3学期は、
総合のまとめを行う程度にすると楽なのではないかと考えます。

1次 1 将来の夢の職業について話し合おう。 1,2時間目 1/18
2 夢の職業をもとに、グループをつくろう。 3,4時間目 1/20
3 グループでその職業や職場について
   調べよう。
5,6,7時間目 1/24
4 訪問する職場に電話で依頼し、
    計画を立てよう。
8,9,10,11時間目 1/29
5 依頼状を送付して、計画書を完成させよう 12,13,14時間目 1/31・2/1
2次 6 訪問計画を交流して、
   訪問のリハーサルをしよう
15,16時間目 2/2
7 第1回の訪問の電話確認と準備をしよう 17時間目 2/6
8 第1回の職場訪問をしよう 18,19,20,21,22,時間目 2/7
9 第1回の職場訪問の振り返りをし、
   礼状を書こう
23時間目 2/8
10 第2回の訪問の電話確認と準備をしよう 24時間目 2/14
11 第2回の職場訪問をしよう 25,26,27,28,29時間目 2/15
3次 12 振り返りをしよう 30,31時間目 2/22



ここからは、道徳の時間のご紹介です。



道徳の時間

新しい道徳の時間の方向(キーワードで考える)

総合的な学習の時間と道徳の時間における道徳教育との違い

平成12年度道徳年間指導計画はこれだ!
1年  2年  3年  4年  5年  6年



主題  ひとつのこころ

 まずは、総合学習2単元目の「エイミー先生と交流しよう」に関連させて行った

「ひとつのこころ」 【高学年視点4ー(8)国際理解と親善の心】

の実践を紹介しましょう。
 総合的な学習の時間との関連を考えた道徳の時間のひとつの提案です。

授業を作る上で大切にしたこと
授業の実際
総合的な学習の時間における教育的な価値内容一覧(pdf)


ここだけ1999年度の実践です。2000年の実践と対比してご覧下さい。

主題  自然ってすばらしいな

 ここで、昨年度このクラスで行った総合学習「創造の森から始めよう」に関連させて行った道徳の授業の実践を載せておきます。これは、すぐ上の道徳の授業「ひとつのこころ」とよく似ていますが、複数資料を用いていたり、総合学習の中間あたりに位置づけていたりするところなど、構成の仕方が少し違っています。両方を合わせてごらんになると、総合学習と関連した道徳の授業のあり方がよりよくご理解いただけるのではないかと思います。

99年度5年1組総合学習年間計画(pdf 27kb)
99年度5年1組総合学習の全記録(85時間)
指導案(pdf 24kb)
使用した資料(pdf 382kb)
主張したこと(Plesentation contents     pdf 558kb )
 (重いのでダウンロードには相当の時間がかかります。ご容赦下さい。
)



主題 支えられている

6年生2学期初めの道徳の授業です。夏休み明けにやるところにいいところのある授業です。

この授業は、エンカウンターの「してもらったこと、して返したこと」の手法を使っています。このエンカウンターの実践は、内観法がもとになっているものと思います。授業構成としては、単純で、深まりに欠ける印象もありますが、支えられて生きているということを具体的な事実として納得することができます。
30分ほどの実践の様子を紹介します。

■授業の様子はこちら



主題  心の声で伝えよう

 2学期の二つ目の単元、「心の声で伝えよう」の実践報告です。学級活動で行った聾唖者の方との交流会との関連を図った道徳の授業です。

授業作りのポイント

  1. 自作の読み物資料を用いて、教師の伝えたいことを明確にして、授業を構成したこと 
  2. 聾唖者の方との交流活動を道徳の授業の展開部分に関連させたこと
               (交流会が道徳の授業の追求活動であったこと)
  3. すなわち、体験活動と道徳の授業がリンクしていること

読み物資料「心の声が届く」はこちら(pdf 8kb)
指導案はこちら(pdf 8kb)
■授業の様子はこちら
■子供の感想はこちら



主題 山口のよさって?

郷土山口のよさを出し合い、それを深めるために、地域の独特のお祭り「アートふる山口」に実際に行ってみる実践です。短時間ですが、お祭りに直接参加して、山口のよさを見つける内容です。初めの30分で出し合った山口のよさが実感を通してふくらんできます。

■用いた読み物資料はこちら(pdf 9kb)
■授業の様子はこちら



単元 心が動いた詩から

1時間目 金子みすヾの童謡 ■授業の様子はこちら
2時間目 326         ■授業の様子はこちら
3時間目 みつを        ■授業の様子はこちら
4時間目 星野富弘      ■授業の様子はこちら



単元 老い・病と向き合う
ー介護体験学習を見つめようー

道徳の時間1 高齢者疑似体験で考えよう!

 総合学習で老人福祉施設に通って介護体験学習をしています。これは、第1回の介護体験学習を補充深化統合するための道徳の授業です。最近よく取り組まれている授業実践です。体験を通して価値を追求する授業の典型です。

■授業の様子はこちら
■子供の感想はこちら
■単元全体で用いた記録用紙(心の樹)はこちら

道徳の時間2 「進んで取り組む」について考えよう!

 第2回の介護体験を振り返って、「進んで取り組む」という観点から考えを深めます。資料は、附属小学校の一昨年度の6年1組の総合学習をもとに作成しています。その総合学習は、介護体験ではありません。街頭募金の国際協力の活動でした。「進んで取り組む」という観点から考えることで、「介護体験学習」を補充深化統合します。

■読み物資料「進んで取り組む」(街頭募金活動)はこちら pdf12kb
■使用した道徳プリントはこちら  pdf14kb
■授業の様子はこちら

道徳の時間3 「思いやり・親切」について考えよう!

 第3回の介護体験学習を振り返って、「思いやり・親切」という観点から考えを深めます。資料は、今までの総合学習の様子をもとに作成したものです。実際の活動の様子(写真やビデオ)をそのまま資料として使用しようかとも思いましたが、取り上げたい場面がマイナスの部分を含んでいるので、創作資料として構成し直しました。この授業は2000年度の本校の研究発表大会(第83回)の授業でした。

読み物資料「老人ホームでの出来事」(自作)はこちら
使用した場面絵はこちら (3枚)(40.3kb)
■指導案はこちら
使用した道徳プリントはこちら
■最終板書はこちら(93kb)

道徳の時間4 「命・生きる」について考えよう!
 全部で4回の介護体験学習を振り返って、「命」や「生きる」という観点から考えを深めます。資料は、光村出版の「生きる力をありがとう」と補助資料として、「夫のかわりはおりまへん」(江村利雄 前高槻市長著 徳間書店 1999.12)を用いました。補助資料は、授業の終わりに教師が読み聞かせました。

■使用した道徳プリントはこちら
■授業の様子はこちら