単元 老い・病と向き合う
ー介護体験学習を見つめようー

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道徳の時間2 「進んで取り組む」について考えよう!

 第2回の介護体験を振り返って、「進んで取り組む」という観点から考えを深めます。資料は、附属小学校の一昨年度の6年1組の総合学習をもとに作成しています。その総合学習は、介護体験ではありません。街頭募金の国際協力の活動でした。「進んで取り組む」という観点から考えることで、「介護体験学習」を補充深化統合します。

1 第2回の介護体験学習の様子を短時間ビデオで見て思い出し、本時のめあて「進んで取り組むことについての考えを深める」を教師の方から提示する。(5分)

2 読み物資料を教師が読み、学習課題の選択を促す。(10分)
    
発問「どの場面の和夫君に、何といって話しかけますか?選んだ場面の短冊の下にネームカードを貼り、吹き出しの中に言葉を書きましょう。」 


場面選択をしているところ。
・共感できる場面を選択する子供
・説得しようとして場面を選んでいる子供
など、選択理由は様々である。

3 一人学びで、吹き出しに話しかける言葉を書く。(5分)


すぐに書き始める子供と、
なかなか書けない子供とがいる。

書けない子供には、机間指導で、自分のよく似た体験を思い出させたり、和夫君がどうしたらよいかをアドバイスしてみてはどうか?と助言したりする。

4 各場面ごとにグループになって、お互いの考えを聞き合う。(5分)


同じ場面の子供同士で考えを紹介し合う。
他の場面の子供の考えは、全体の場で行う。

5 各場面ごとに発表し、話し合う。(15分)

場面ごとに発表してもらった。特徴的な意見は、次の3つ。、

教師の支援としては、次の4つ。

最終的には、次に様な考えを大切にしようという結論を得た。

6 「心の樹」に感想や考えを書き加える。(5分)

中には、「街頭募金を自分もしてみたい。」というように、現在の総合学習に当てはめて考えることができていない子供もいた。ノートに助言することで指導に代える。