11,安全な行動について調べよう
この時間を総合の時間と言うことができるかどうかは、意見の分かれるところでしょう。一応坂本は、総合の時間としてカウントしていますが、教師の意図や必要感が大きく全面に出ており、苦しいところです。学級活動ということも可能でしょう。
この時間は、各グループで、2日目の安全について次の3点から考えるように促しました。(この促しからして、総合らしくない)
各グループで話し合いをしました。そして、大切なことをしおりに書き留めていきました。
二人の日記を紹介しましょう。
今日、修学旅行の防犯について考えました。
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けがや交通事故は、ある程度自分が気をつけていれば防げると思います。私が、一番真剣に考えないといけないと思うことは、ゆうかい、きょうかつなど、予想もつかないようなことが起きたときです。例えば恐喝。素直に言うことをきけばいいというものでもないときはあると思う。近くに人がいたような気がしたら大声を出してみるなど、こわいかもしれないけど、その場の判断が重要になってくるからだ。もう、これは、言うことを聞いた方がいいな、とか、これ以上は危険だ、逃げないと、という判断が正しくできるかどうかで自分の命が決まる場合もある。だれも、自分が誘拐されるなんて思わないと思うけど、そうならないために気をつけること、そして、そうなったときにどういう行動をとるかなど、十分に話し合うことがとても大切になってくると思う。 |