7,見学コースを決定して、細かい計画を立てよう

(10,11,12,13時間目)


大きな京都の地図上で見学地の位地を確認する子供たち。

最終的に決定したグループで、見学地を決め、コースの計画を立てるのに4時間を割きました。

 グループに一冊ずつ「京都散策乗り物ガイド」を渡し、計画書を書く活動をしました。具体的には、次のような手順で話し合いをすすめるように促しました。

  1. それぞれの最終の希望を出し合い、見学地を決める。もちろん昼食場所も決める。
  2. 京都の大きな地図を広げて見学地の位地を確認する。
  3. 見学する順番を決める
  4. 学校で渡した乗り物ガイドや自分たちのもってきたガイドブック旅行雑誌などで、交通機関(バスか地下鉄か電車か徒歩か)を決める。
  5. それぞれの交通機関に合わせて、移動に関わる「乗り場までの時間」「乗り場の位地、名前」「乗るバスなどの系統、方面」「時刻」「運賃」「おりるバス停」「おりたところから目的地までの時間」を徹底的に調べる。


子供たちの相談に乗る吉田先生

  思ったほどに時刻などを調べるのは、簡単ではありませんでした。いったこともないところのバスの系統や方面、のりば、およその時刻などを調べるのは、とても難しいものです。ほとんどホームページを利用しました。
  コンピュータの環境としては、申し分ありません。おそらく日本の中でも10本の指に入る環境だと思います。高速のマシーンで、しかも1.5メガの常時接続の回線(ちなみに本校は、光回線と無線の回線、2本の1.5メガの出口をもっています。)ですから。しかも当然プロキシーもあるので、ほとんどストレスはありません。
  さすがに観光客の多い京都です。京都市の交通局のホームページは、かなり充実していました。
 とはいっても、一つ一つ調べるとなると、かなりの時間を要します。大人の私がやってもかなりの慣れるまでには、時間がかかりました。それでも子供たちは、4時間が過ぎる頃には、およその計画を立てることができました。これで、次の「ツアーコンダクターの方との交流会U」を行うことができる条件が整いました。


活動の途中、Dr.Jonesさんが来校。子供たちとどのような
関係がこれから生まれるのかは、今のところ秘密。