1回目の訪問の計画を立てよう
(4、5時間目 10月11日、12日)
総合学習4時間目です
次の4つを取り上げ、話し合いをしました。
■ 予想していたほどお年寄りが元気だったし、楽しそうなところだった。重苦しいところじゃなさそう。どんなことをしたいかについては、これは学習だし、遊ぶだけじゃだめだし、福祉のことも考えていきたい。勤めている人にいろいろ聞いたりしたい。
■老人保健施設やデイケアセンターはどんな構造になっているか、仕組みを詳しく知りたい。
■知りたいことは、まだ、あまり老人保健施設やデイケアセンターのことを知らないので、ないです。
■遊びはどんな遊びがいいか分からないので、もうちょっとお年寄りのことをよく分かってから考えた方がいい。
単なる交流活動で終わってはだめだということは、みんな感じていたようでした。しかし、何をしたらいいのか皆目見当がつかないことも事実で、結局、とにかく1度訪問してみて、交流会や見学したのちに、学習計画や交流計画を立てることになりました。
当面1回目の交流でできそうなことをあげたのですが、そのすべてができるかどうか分からないので、FAXで連絡をとって、あらかじめできそうにないものをカットしてもらうことにしました。一人の女の子代表でFAXしてくれることになりました。
総合学習5時間目です(翌日)
連絡を待って、総合5時間目で交流会ですることを計画しました。今後どんな交流をするのかという計画を立てるための訪問ですから、担任としては、できるだけ準備に時間のかからないものがいいなと、虫の良いことを考えていました。2時間という時間枠を示して遊びを考えさせることにしました。
9つのグループが次に様な遊びをしながら、1回目の交流をすることにしました。
1班:3人組クイズ(3人)
やり方:クイズを出して、お年寄りに答えてもらい、100ポイント先取した人の勝ち
賞品や賞状を出す。 準備物:クイズの本やネタ、画用紙、マジック
デイケアでお借りしたいもの:なし
2班:将棋(5人)
やり方:本将棋をやる予定だが、できない人は、ふまわり(やりかたは、絵に表して説明する予定)
準備物:将棋盤×4 将棋の駒×4
デイケアでお借りしたいもの:なし
3班:オセロと風船バレー(5人)
やり方:オセロは通常のルール
風船バレーは、椅子に座って、2、3人のチームで試合をする。陣地を決めて自分の陣地に風船が落ちると相手チームに点が入る。
準備物:オセロ、風船一袋
デイケアでお借りしたいもの:オセロ3セット
4班:将棋移しとドミノ倒し (4人)
やり方:将棋移し〜豆移しのように2つの皿を用意してはしを使って片方のさらに入った将棋の駒をもう片方に移していく(時間は1回30秒)
ドミノ倒し〜将棋の駒でやる
準備物:将棋の駒 皿 はし 時計 ストップウォッチ
デイケアでお借りしたいもの:将棋の駒
5班:zoidosの紹介 (4人)
やり方:自分たちのzoido(動く動物のようなプラモデル 子供たちの間で流行している)を持っていって紹介したり、一緒に動かしたりする。
準備物:zoido(各自が持っていく)
デイケアでお借りするもの: なし
6班:折り紙(6人)
やり方:お話をしながら折り紙をする。折り紙は話をしながらコミュニケーションをとるためにやる。
準備物:折り紙 折り紙の本 ソーイングセット
デイケアでお借りするもの:なし
7班:魚釣りゲーム(5人)
やり方:お年寄りと子供一人ずつで1チームを作る 1分間で何匹つれるかを競う。得点が多い方が勝ち
(魚・・・10点 貝・・・5点 ヒトデ・・・1点 たこアンドイカ・・・15点)
準備物:磁石 ストップウォッチ 楽器 クリップ フラフープ 折り紙 画用紙 バケツ 棒 凧糸
デイケアでお借りしたいもの:つった魚を入れるためのバケツかかごを4つ
8班:オリジナル双六(4人)
やり方:デイケアセンターにサイコロを借りて、私達の作った双六で遊ぶ
準備物:サイコロ 画用紙で作った双六
デイケアセンターでお借りしたいもの:1辺20センチメートルくらいのクッションのような素材でできたサイコロ
9班:豆移しゲーム(4人)
やり方:皿を二つ用意し、豆を入れる。相手と競って、60秒間にどれだけ多く移せたかを争う。
準備物:皿 色紙 はし ストップウォッチ 得点板
デイケアでお借りしたいもの:得点板としてのホワイトボード