「窓ぎわのトットちゃん」で食育 【対 象】 小学3・4年生 【ね
ら い】 トットちゃんのお弁当の時間の楽しさを話し合うことを通して、「海のものと山のもの」を食べることのよさ、及び、時間をかけて、楽しく、いろんなお話をしながら、ゆっくり食べることのよさを感じ取り、「食」を大切にする心情を育てる。※ 該当価値内容なし。敢えていえば、1-(1) 【学習内容】 (1) 「海のものと山のものを食べることが大切であること」を知ること。 (2) 「時間をかけて、楽しく、いろんなお話をしながら、ゆっくり食べるが大切であること」を知ること。 (3) 自分の食生活に付いて、振り返ること 【資 料】「海のものと山のもの」「よく噛めよ」 黒柳徹子:作 【粗 筋】
【学習過程】(45分授業) @
好きな食べ物、嫌いな食べ物を発表し合う。(10分) ※
好きなものは好き、嫌いなものはきらい、なのだから、理由などないとは思うけど、一応、それなりの理由を発表し合う。 ※
好き嫌いがない方がいいことを確認する。 A
「トットちゃんの学校の子どもたちが、お弁当の時間が大好きだった理由を話し合う。 (20分) ※
提示1:トットちゃん(黒柳徹子)の説明をした後、上記2編の全文読む。 ※
発問1:「トットちゃんの学校の子どもたちが、お弁当の時間が大好きだったのはなぜでしょうか。」 ※
@ 海のものと山のものが入っているから、A お家の人が一生懸命弁当をつくってくれているから、B 校長先生と奥さんが、足りないものを入れてくれるから、C 好き嫌いがないから、D 海のものと山のものがいったいどんなものなのか少しずつ分かっていくから、D 分かっていくのは、校長先生のクイズだから、 E みんなが時間をかけて楽しく、いろんなお話をしながら食べるから、 F よく噛んで食べることができたから、等々、文章上の表現から、少しずつ離れながら思いを深める。 ※
「みんなはどうか」と生活を振り返りながら、トットちゃん、または、トットちゃんの学校と比べながら、話し合う。 ※
「デンブ」について話し合う。 (おにぎりの上のピンク色が「桜デンブ」) B
好き嫌いなく、楽しく食事をするのに大切なことを話し合う。(15分) ※
学級活動ではないので、「何をどのように」という「方法」の話にしないことが大切だが、「どんな気持ちで」だけに焦点を当てることは難しい。そこで、自由に出し合いながら、「心情」や「心がけ」「心の有り様」を少しだけ強調する。 ※
例えば、「作ってくれた人の気持ちを大切にして」「命をいただいていることに時々は思いをやって」「食べ物が体を作っていることを忘れずに」「海のものはどれか、山のものはどれか、食べ始める前に考えてみる」「楽しく、時間をかけて、みんなで食べる」など・・・ ※
このように「食」を大切にする心を自分の中に育むことは、全ての生活の基本だということ、このような学習(もちろん、心の育成だけではなく、様々な取組、学習があることに触れた上で)を「食育」といい、最近、注目されていることを話して聞かせる。以下提示資料 食育月間ポスター 食育推進基本計画リーフレット(子ども向け) http://www8.cao.go.jp/syokuiku/index.html 食育推進ホームページ |