「聖なる言の葉」で「生きる」を考える

【対 象】 中学校(または小学校高学年)

【ねらい】 「幸福」「成功」「健康」「満足」がどこにあるかを考えることを通して、人間として生きることに喜びを見出そうとする態度を養う。3-(3)

【学習内容】

        「幸福」「成功」「健康」「満足」のあるところを考えること

        精一杯生きることのよさを感じ取ること

        愛する人、家族の幸せを祈ること

 

 

【資 料】『聖なる言の葉 〜ネイティブ・アメリカンに伝えられた祈りと願い〜』

発行:(株)マーブルトロン、発売:中央公論社

 

http://www.marbleweb.net/book/back_new/shizen/shizen.html

 

   幸福が、そこに、ありますように

   成功が、そこに、ありますように ・・・

(ナバホの詠唱)

上記Website参照

 

【学習過程】(50分授業)

@        ネイティブ・アメリカンの概要を聞く。(10分)

        ネイティブ・アメリカンに関する書籍などを提示して、概説する

 

A        「幸福」「成功」「健康」「満足」がどこにあるか(あるとよいか)について話し合う。(15分)

        発問1「『そこ』とはどこだと思いますか?いろいろイメージを広げて、様々出し合って話し合いましょう。」

        (1)一人一人の心の中、(2)大地、自然 (3)毎日の暮らし (4)家族 (5)村、社会、国 (6)自分自身の中 (7)どこにあるか考えようとする人の中 (7)「幸福」「成功」「健康」「満足」だか考えている人の中 (8)感謝の気持ちの中 そして(9)愛する人 など様々出る。同じ考えでまとめながら板書し、それぞれの考えの意図や理由などを発表させながら、それぞれの考えのよさに共感させる。

 

B        自分の「幸福」「成功」「健康」「満足」の度合いについてワークシートに書き、話し合う。(20分)

        発問2「自分の心や生活を振り返って、それぞれの有り様についてワークシートに書いてください。」

        書いた後、二人組、あるいは、グループでそれぞれの感じていることを出し合い、感じ方の違いを知り合う。

 

C        教師の思いを話す。(5分)

        ときどき、どこにそれらがあるのか考えてみることのよさ、今日あることに感謝することの大切さについて話して聞かせる。一緒に考える。