『道徳の副読本』で道徳の授業
主題名 自分づくり 2時間
*―(*) 全体的指導(特定の価値内容はありません)
【ねらい】日頃使用している道徳の副読本の中の話を自由に読み、そのよさを紹介し合う活動を通して、自分の考え方や生き方をよりよくしようとする心情を高める。
【資 料】日頃使用している道徳の副読本
【学 年】何年でも可 (できれば、ほとんどの読み物の学習を終えた3学期終わり頃)
【授業の様子】
1 今まで学習した読み物資料の中で今での強く印象に残っている話とその理由プリントに書く。(15)
- 自由な雰囲気で、改めてお話しを読む時間を保障する。
- なぜ今でも印象に残っているのか、その場面や理由を明確にするために再度読み返すように話す。
- 以前学習したとき、主人公の行動や生き方に感動したことを今でもよく覚えていて、今でも読み返すとそう思うから。
- 自分の悩みや考えとよく似た場面や行動が描かれているから。
2 印象に残っている話とその理由を紹介し合い、話し合う。(20)
- その学習をした後に、その学習で学んだことを自分の生活に生かせているかどうかの観点から話し合う。
- 読み物資料を道徳的価値ごとに位置づけながら板書することによって、1年間にどんな価値内容を学習したのか改めて捉えることができるようにする。
- その道徳的価値を(1)自分自身に関すること (2)他の人とのかかわりに関すること (3)自然や崇高なものとのかかわりに関すること (4)集団や社会とのかかわりに関することに分けながら、人として生きるために重要な内容項目について理解することができるようにする。
3 教師の投げかけを聞く(10)
- これから物語や小説を読むときには、その話が自分の生活に生かせるかどうかについて考えながら読むように投げかける。そして、印象に残った話については、日記に書いてくるように促す。