主題名   協力し助け合うために   1時間

3・4年生複式学級
      2―(3) 信頼・助け合い

トップページの左にある「授業の計画」のようには、なかなかいかないのであります。ともかくも、写真中心で授業を記録しておくことにしましょう。


【ねらい】自分の体験をもとに、資料の具体的な状況や登場人物の心情を想像することを通して、互いに協力し助け合おうとする意欲や態度を高めると共に、自分のよさや今後の課題を見付けることができるようにする。
【資 料】自作資料「台風23号の下で耐えて歌った10時間〜トマトバスの屋上」
   (参考資料:朝日新聞 平成16年11月11日(木) 検証台風23号観光バス水没事故)


【授業の様子】


初めて会うので、短時間で自己紹介・・・

1 今まで友達や家族で協力し合った経験を発表し合う。(10)

●今までにみなさんっは、お友達や家族の人たちと助け合ったり、協力したりすることがあったと思うけど、どんなことがある?例えば、スポーツ少年団とか、係の活動とか

●今日は、みなさんの普段の生活を見ていたら協力しなければいけないことがある結構ある。掃除とか登校班とか。普段の生活の中で助け合うとか力を合わせるとかする心や気持ちについて考えていきます。私がお話しを作ってきたので、それをやります。

2 読み物資料「台風23号の下で耐えて歌った10時間〜トマトバスの屋上で〜」を聞き、「助かった理由」について話し合う。(25)

●資料提示


時刻の経過にしたがって、出来事を端的に提示

●みなさん、どうして助かったと思いますか?今日は、これだけを考えます。何を言ってもいいです。



●では、なぜこんなにたくさんのことができたと思いますか?心の中に何があったと思いますか?


下に赤い文字で書いているのが勇気ある行動を支えた気持ち
@みんなで助かるぞ、死にたくない、寒さに負けないという「強い願い」
A最後まで頑張ろうとする「あきらめない気持ち」             
B心を一つにして、「みんなのためにという気持ち」            

●助け合って協力し合うという気持ちや行動の内側には、みんなが言うように@ABの「大切な心」があるんだね。(とまとめる。)

3 自分(たち)の今までの体験に「大切なこと」があるかどうかなどを振り返りプリントに書く。(10)

■子どもの記述

●先生がすごいと思うのは、「死ぬかも知れないときにバスの上に乗って勇気ある行動をすることと、海岸清掃の時に一生懸命することとはどちらもすばらしいことなのです。同じ値打ちですよ。

最終板書