はっぴょうかい　　１年　　

主題名　学級愛　１時間

４―（３）先生を敬愛し、学校の人々に親しんで、学級や学校の生活を楽しくする。

【ねらい】資料「発表会」の主人公と鉛筆対談をすることを通して、主人公が自分のクラスやクラスの友達のことが大好きになった心情に共感すると共に、自分のクラスの楽しいところを見付け、クラスを大切にしようとする心情を高める。
【資　料】「はっぴょうかい」
【勘どころ】
●学級愛を「クラスが楽しい気持ち」と捉える。
●「クラスが楽しい」とは、「友達と頑張る。楽しむ」と捉える。
●自分が話しかけたい場面の主人公を選択させる。（興味関心のある場面で考える）
●選択した主人公と「鉛筆対談」をする。

【授業の様子】
１　「はっぴょうかい」を読んで、話しかけたい「ぼく（主人公）」の場面を決め、ネームカードを貼る。(10)　

• 資料は、教師からの語りかけにする。語りかけながら、選択場面にする３つの場面の挿絵とキーワードの短冊を添付する。
• ところどころ語りかけを止め、子どもたちのつぶやきを取り上げ、みんなに紹介する。
• 「どの場面の主人公と鉛筆対談したいですか？」と発問し、選択した場面にネームカードを貼らせる。

２　一人一人が「鉛筆対談」した後、それを発表し合う。（20)

使用した道徳プリント
（よく見えない方はこちらをクリック）

• 場面ごとに発表させる。側によって「ぼく」の方を教師が読み、会話らしく発表させる。
• 「学級愛」にかかわる心情や行為について「キーワード」にして、板書する。
• 特に、子どもが主人公のよさ（頑張る気持ち、行為とクラスを好きな気持ち、みんなと一緒に取り組んでいること）に共感しているところを板書する。

３　主人公のクラスの発表が成功したわけについて話し合うと共に、自分のクラスの楽しいところをノートに書く(15)

• 「みんなが頑張っているから、自分もがんばれた」「みんな自分のクラスやクラスの友達が好きだから、一生懸命練習できた」などの意見を取り上げる。
• 「みんな」「好き」「頑張る」「一緒」などの言葉に着目して、板書する。
• 「クラスが楽しくて、好きな気持ちは、頑張る心をつくる」としてまとめる。
• 振り返りに誘う発問は、「あなたも主人公のぼくと同じくらい１年２組がすきですか？すきなところ、すきなときなどがあったらノートに書きましょう」