『グリムの昔話』で道徳の授業
主題名 自分づくり 2時間
*―(*) 全体的指導(特定の価値内容はありません)
【ねらい】自分が感心を持った読み物資料を読んでそのよさを捉えた後、発表会をすることを通して、自分をよりよくしようとする態度を養う。
【資 料】『子どもに語る グリムの昔話(全6巻)』小熊社
【学 年】高学年がいいのだけど、中学校でやるのもおもしろい。もちろん低学年でもできる。
【授業の様子】
1 「こびととくつや」(6巻 9〜15ページ)を教師が読むのをを聞く。(10)
このシリーズには挿絵がほとんどありません。それが想像力を高めます。
この話は短くて、3分もあれば読み終わります。
2 「このお話しで作者が一番伝えたかったことは何なのか」について話し合う。(20)
◆いきなり、手を挙げて発表させます。時間を節約したいからなのだけど、発表する力を付けるためには、事前にノートに考えを書くとか、隣やグループで一旦考えを交流させるなどの活動をはさまない方が有効な場合もあります。特にこの論題のように、大人でもよくわからないようなものは、勝手にいろいろな考えを出し合い(つぶやき合うとか雑談するとかいうほうが適切かも)ながら、進める方がふさわしい気がします。結果、発表する力が付くのであります。(という考え方もたまにしてみる・・・)
◆子どもたちの反応は次です。
◆店主を「初めからいい人、望ましい人」として捉えている意見と、「初めのうちは十分ではない人」と捉えている意見とを分けて板書し、その働きぶりに焦点を当てて話し合う。
3 教師の話を聞き、そのほかの読み物を読み始める。 (15)
◆教師からの話