保護者の方のねらいも立案して行う道徳の授業

 保護者の方が学校の教育活動へ参加することが積極的に行われるようになりました。外部評価を得るための方法の一つでもあります。
 保護者の方が学校の教育活動へ参加する方法を類別すると次の6つがあるでしょう。

  1. 教育課程外活動への参加(PTA活動〜たとえば親子清掃活動など〜への参加がこれです)
  2. 授業参観(基本的に見ることが中心。通常の授業参観以外に運動会の応援もこれでしょう)
  3. 学習参加(子どもと一緒に学習内容を味わうことに加えて、子ども理解を深めることがねらいです)
  4. 学習支援(子どもたちの学習活動の効率や安全を確保するために補助をします)
  5. ゲストティーチャー(学習内容についての教師との打ち合わせを一層確かに行うことが前提です)
  6. 学習構想からの参加(ごくまれではありますが、学習内容・方法の決定のところから関わるスタイルです。総合学習や学校行事などで見られることがあります。)

道徳の授業で保護者の参加を得て行う場合、ほとんどが、3のスタイルになります。道徳の場合は、子どもの問題だけではなく、大人にも同じように「考えることに意味のある問題」です。

そこで、「絵はがきと切手」という有名な読み物資料を用いて参観日に授業を行いました。そのときの指導案は、「保護者の方のねらい」や「保護者の方への働きかけ」や「保護者の方の学習活動」なども少し想定して行いました。

それをまとめたのがこの指導案です。ここを
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