2002年 3−1

2学期


単元3 「おじいさん、おばあさんといっしょ」

  一人暮らしのお年寄りを支える会と共に

〜あじさいの会の方々との交流会をしよう (10/4)
7,8時間目   7モジュール)




10月4日(金)にあじさいの会の方との交流会をしました。この交流会は、9月11日(水)にあじさいの会の9月例会(手仕事〜金魚づくり)に参加した後の話し合いで出た学習課題の解決のために行われました。
 その学習課題は4つです。
 @あじさいの会の具体的な活動をもっと知りたい。
 Aあじさいの会の10月例会10月9日(水)に自分たちが何ができるかはっきりさせたい。
 B「お年寄り体験」(うらしま太郎セットを装着しての疑似体験学習)をしたい
 Cボランティアとは何か、どんなものがあるのかなどについて知りたい。
今回の交流会は、@とAの課題の解決の場にあたります。

いらっしゃった方は、あじさいの会の方3名です。・・さんは、・・・・ちゃんのおばあさんにあたります。早速、質問タイムです。私は、模造紙への記録の役をやり、特に話題の調整を行いませんでした。3年生なのに、こちらが押さえたいことがきちんと質問されて、しかも的確にお答えいただいたので、とてもよくわかりました。具体は以下の写真にあるとおりです。

 あじさいの会のことは、模造紙のほぼ真ん中に書いていることです。ボランティア活動を始めたきっかけは、婦人会の活動だったとか。
 会のメンバーは21人で、少し年齢が高くなったのが気がかりで、これから若い人にもたくさん会に入ってもらいたいと考えておられるようです。
 ボランティア活動をしてどんなことを感じていますか?という質問に対しては模造紙の左下の方に書いてあります。最も大切な見方考え方です。3年生ではなかなか理解できないことでしょう。私ですら、ボランティア活動を継続的にやっているわけではないので、実感はありません。子供たちがこの気持ちを理解できるようになるのは、もっともっと先のことだと思います。
 しかし、この総合学習で、少しでもこのような感覚を感じることができるといいなあと思いました。

二つ目の課題(10月の例会で何をするのか)については、明確に決まりました。一つは、お食事会の配膳の手伝いと、簡単なお話。そして手紙を渡すことです。11月と12月のことも少しずつやることが明確になってきています。12月は10分の自由時間をもらって、クラスで発表会もできることになりました。楽しみにしておられるようです。

さて、総合では、豊かな体験は大切ですが、それを支える知識や理解(ボランティア活動にはどんなものがあるのか、そして、それはなぜか?) 技能(今回の場合は、お年寄りと楽しくお話ができたり、ボランティア団体のお手伝いができること) 見方考え方(ボランティアが自分のため相手のためになるとても豊かな体験であること、)などをきちんと押さえなければならないと考えています。

次は、2回目の例会への参加
そして、その次は、課題BCを解決するために、社会福祉協議会の方との交流会を予定しています。その中で「お年寄り体験」と「ボランティア活動のいろいろ」について学習することにしています。