2002年 3−1

1学期

●単元1  「校内植物オリエンテーリングをつくろう」

〜大好きな植物や植物のひみつを調べよう  1:(5/9)〜 
〜感じたこと発見したことを交流しよう     2:(5/10)〜


(4,5,6,7時間目 14モジュール)



 問題づくりの1回目(5月9日 4時間目、5時間目)

 問題づくりの1回目です。大切にしたのは

の3つです。
一つ目は、同じチームの友達に出し合って、作りながら人に質問する、人の問題に答えながら、自分の問題も作るという活動を価値づけることや、教師に問題を出してくる子供に「すごいなあ、初めて知った」などと個別に驚きながら価値づけること。

二つ目は、5時間めの初めに、「初めて気付いた事実や疑問」を出し、価値づけたり、追求するよう促したりすること。そのときの板書が以下です。

板書の一番上は、「めすの木」と「おすの木」があることに疑問を持っている子供を引き出したことです。この子は、5時間目、図書室に行って調べました。
二番目三番目は、細かく観察することのすばらしさを価値づけました。
三番目は、おしべ、めしべなど理科的な知識理解を獲得することを価値づけました。
四番目も同じです。


話し合いながら問題ができていく・・・


恥ずかしながら  ?


ヘビイチゴ


カイヅカイブキの先の○○

それにしても、校内には、いろいろな草花があるものですね。とってもいい季節。


問題づくりの2回目(5月10日 6時間目、7時間目)

2回目の問題づくりは、あいにくの雨。図鑑などでの調べ活動をしたり、雨の中問題づくりをしたりしました。
その後、たっぷり時間をとって、今までの振り返りを行いました。
問題づくりをしながら、「発見したこと」「不思議に思ったこと」「調べたこと」「感じたこと」などを交流しました。交流というと語感がいいのですけど、発表しあい、それぞれの思いに思いを多少重ねとというところでしょうか・・・30人ちょっとの発表がありました。
以下の写真です。

これらの発表の中で、子供たちが引っかかって、少し盛り上がったところは、@銀杏の木が「おねしょにきく」という発見です。葉っぱなのか実なのかそれをどのように調理したものなのか?などの意見が続きました・・・A花粉と蜜は同じか違うかという疑問です。Bジャガイモには毒があるという事実です。どんな毒なのかそれを食べるとどうなるのかです。気付きを出し合いそれぞれの思いに共感することが最大のめあてなので、一つ一つについて深く調べたり考えたりすることはできませんでしたが、次の問題づくりにつながる活動であったと思いました。