2002年 3−1
1学期
●単元1 「校内植物オリエンテーリングをつくろう」
〜校内植物オリエンテーリングの計画を立てよう!(5/8)〜
(1,2,3時間目 10モジュール)
1時間目
●初めての総合学習です。何だかかたい導入ですけど、初めに、「総合学習」の性格について説明しました。次の板書です。
●続いて、日記を読みました。学校で梅の実を取って遊んだという短文です。そして、「その梅はどこにあるの?」と場所をたずねました。41名中39名が知っていました。そして、梅の実の写真を提示しました。
デジカメで撮影し、A3サイズのカラープリンター印刷です。
●クイズのようにして、「場所と梅の花や実や種のこと」をたずねました。続けて、クイズを出していきました。以下の写真です。「ツツジにはきれいな花が咲くけど、実や種はできるのか?」いろいろな意見を出させた後、「わからないねえ。」と言いながら続けました。板書は以下の様です。
●いろいろクイズを出していきながら、最終的に
と投げかけました。「楽しそう」という発言を価値付け広げて、期待感を高めます。
●オリエンテーリングのやり方の簡単な説明をするために、問題カードと解答カードを配って、説明しました。
そのときに、すぐに問題になったのは、次の点です。
●簡単にそれぞれの解決策を出し合いました。特に、「ひみつの調べ方」については、次の方法をとることにしようとなりました。
●問題の出し方や答え方などを含めて、試しにやってみないとよくわからないと言う発言を取り上げ、2時間目に試しのクイズ大会をやろうと投げかけて、1時間目の終了です。
2時間目
●2時間目は、試しの問題を出し合って、楽しさを感じる時間です。
25分間を使って、仮の問題づくりをしました。様子は以下です。
いちょうの木で問題を作っている子供たちです。
月桂樹での問題づくりです。
なんと教室で問題を作っている子供も2人いました。
●後の20分で運動場や中庭を歩きながら問題を出し合いました。本番は、問題カードを木にぶら下げるのですが、今回はその場で読んでもらいました。
クローバーとシロツメくさは同じものかどうかを問題に
出していました。同じものと思っていなかった様です。
3時間目
●ねらいは、「問題づくりの視点」をみんなで作ることと、「学習計画」を立てることです。
●視点は、次の写真の様になりました。実際に出した問題を言ってもらって、「それは、名前」だね。○○さんの問題は、「時期」をたずねているね、△△君のは、「形」と「色」をたずねているね、という調子です。板書は、以下です。
●学習計画は、以下の様になりました。
■問題点は、オリエンテーリングという言葉を子供たち全部が知っていなかったこと、そのためにオリエンテーリングという遊び方を理解させるのに時間がかかったと言うこと。
■問題づくりと問題に答えることの楽しさが活動そのもののおもしろさに比べると小さくなってしまうこと。
でした。