31 2月ー2 【山口のよさをビンゴで楽しむ】
主題名 自分たちの山口のよさ 1時間(3M)
【自分たちの今までの学習の様子を撮影した写真など】
4―(5) 郷土愛
3年生の学習は、学校の周辺や市の全体の施設、出来事などにかかわることが多いです。そこで、3学期のこの期に「郷土愛」について学習することにしました。他教科・領域でバラバラに学んでいる「郷土のよさ」を統合しようというのです。
3年生は、「山口のよさ」を「自分とのかかわり」で捉えています。基本的に低学年と同じような捉え方、かかわり方です。客観的に他の地域と比べて捉えてはいません。道徳の学習の場合は、主観的な「自分とのかかわり」で「郷土のよさ」を捉えて構わないと思います。むしろ、そちらが中心です。
今回は、その自分なりの捉え方を大切にしながら、クラスみんながかかわった施設や出来事を再度確認しながら、「クラス全体の山口のよさ」をみんなで見つけ出すことにしました。
楽しい活動にするために、「ビンゴゲーム」にして、やりました。活動の楽しさが前面に出てしまい、郷土のよさをしっとりと味わうことはできない授業ですが、盛り上がること請け合いです。
「今日の授業は、本当に道徳だったんですか?」という授業後の子供の発言が耳に残っています。
【ねらい】
学習でかかわった山口にある施設や出来事(3年生になってからの学習の様子を撮影した写真)をもとに、ビンゴゲームを楽しみ郷土山口に対する関心を高める。
【資 料】3年1組が1学期から学習した山口市内の施設や出来事を撮影した写真など
【ひびき合いの授業へのワンポイント】
●写真を貼りながら、思い出を自由につぶやき合うこと。思い出話をすること。
●ビンゴゲームをして楽しむこと。
やり方
1.今までの学習の様子を撮影した写真を見ながら思い出をつぶやきながら、活動内容(ビンゴゲーム)のやり方を知る。
(20)
ポイント:楽しかったこと、うれしかったこと、気持ちよかったことなど、山口のよさの3年生なりの具体を取り上げ、広げる。
山口のよさを「美しい」「楽しい」「気持ちいい」「ありがたい」「美味しい」
などと、子ども」たちは感じていました。分かるような気がしました。
かわいいです、3年生の捉え方・・・・
全部で31個の施設や出来事を書き出した。「自然がいっぱい」や「空気が美味しい」「人がやさしい」などは
抽象的すぎて、3年生には難しい「郷土のよさ」である。そこで、学習でしっかりかかわったり、調べたりした
施設や出来事だけを取り上げることにした。それだけでも、31個もあったのだから、3年生の学習の特長が
(いや私のクラスの学習の特長が)よく分かった。
2.ビンゴ(3×3)のマスに選んだ場所や出来事を書き込む。(15)
ポイント:自分が感じ取っている山口のよいところであると同時に、「自分たち3年1組のみんながたくさん選ぶであろうと考えられるよさ」を優先的に選んで書き込むことを伝える。つまり「自分たちの山口のよさ」を知り合うという活動のめあてを知らせる。
ポイント:その場所を選んだ理由をすぐ下に書き込む。理由が大切であることを伝える。
かなり詳しく理由を書いている子供のワークシート、15分でやっと書ける。
理由がとっても端的で象徴的。KDDIのパラボラアンテナの鼻が
長い、というのは、いったいどんな「山口のよさ」なのでしょう?
3.選んだ人数を調べて、ビンゴを楽しむ(10)
ポイント:理由みんなで考えながら、楽しくビンゴをする。
ポイント:全員がビンゴになるまで続ける。
ポイント:9つのマス全部が消せる人も一緒に調べて、価値づける。
多い順に一つずつ×を付けていって、「ビンゴ!」と叫ぶ!
順位のネームプレート
黄色の○数字@ABが9つ全部消えた子供