●単元「中庭を改造して、3−1ふれあい広場をつくろう」
7 やぎを試しに飼ってみよう   3M ( 10/15-19)
(18時間目)


(このページは、写真が多くて、読み込みに時間がかかります。64Kで24秒です。ごゆっくりお待ち下さい。)

  やぎを飼うかどうかは、5のところで紹介したように、

最終的に、4,5日借りて飼ってみて、それで飼い方を勉強することにしました。それでもう一度考えてみることにしました。最後には、40名全員がこの方法で納得したのでした。

が、結論でした。
 そこで、山口県農業大学校の畜産部長さんにお願いして、月曜日から金曜日までの5日間試しの飼育活動をすることにしました。10月15日(月)〜19日(金)です。土曜日と日曜日があると飼育が一段とむずかしくなるので、とりあえず授業日の5日間です。

 いよいよ15日月曜日の5時間目に畜産部長さんとやぎが一頭やってきました。みんなでお出迎えです。ここからは、写真で紹介しましょう!


これから中庭の主役になるであろうやぎの「やぎはし」です。
とってもかわいい!

まずは、みんなで小屋づくり 外のゲージも運びます。
部長さんにお手本で小屋をつくってもらいました。 そして、やぎの飼い方のお話をしていただきました。
この3種類は栄養たっぷりの飼料。人工です 左がえさの干し草、右が小屋のしきわら。

大問題発生1

 実は、この後、大問題が発生しました。それは、

ゲージのすきまから、やぎが出てしまう

のです。するりと・・・みんな目が点になりました。一生懸命考えて、ゲージの上に網をかぶせることにしました。右の真ん中の写真の向こうに見える小屋に網をかぶせています。ちょうど実習に来ていた学生さんが一生懸命網やっておられるのが見えます。この網は、中庭の改造に使うために準備していた物です。(ミニキックターゲットとストラックアウトのボールを受ける網にする予定でした。)この網のお陰でやぎは夜外に出なくて済むことになりました。

大問題発生2

 「一難去ってまた一難」  放課後、わたしも子供も大満足でやぎを小屋に戻していたら、数人の先生が、
「これくらいの網やおりなら、野犬1頭いれば、らくらくやぎは食べられちゃうね・・・だいじょうぶ?」
「がーん!・・・・・」

想定外でした。野犬に注意しなければならないことは、子供もわたしも勉強済みでしたが、この装備でダメとなると打つ手がありません。早速子供たちと話し合いました。そして、出た結論が、生活科の倉庫を一時かりるという方法です。生活科の倉庫には、たくさんの物がしまわれていますので、それを壊さないようにするためには、この小屋もろとも倉庫の中にいれなければなりません。生活科の倉庫の物を他の場所に移すわけには行かないからです。体育倉庫やしいく小屋などその他の方法も考えましたが、生活科の倉庫に代わるよい場所はありません。生活科の先生に緊急にお願いに行って、何とか許可をいただいたのであります。(もちろん、小屋の掃除は完璧にするという約束のもとです。これでそうじが10倍むずかしくなりました。)

なんとかこの場はしのいだものの、本番の飼育までには、夜安全に過ごす場所をさがしておかなければならないというとっても大きな問題を抱えたのでした。