●単元「中庭を改造して、3−1ふれあい広場をつくろう」
16 コンピュータの使い方について学ぼう 3M(準備の一部)( 11/22)
(33時間目)


 この単元では、コンピュータに触れさせたいという思いがありました。1学期の総合学習では取り入れられなかったからです。中庭に他の学年の人を招待するというアイデアが出たときから、『「賞状や招待状」をコンピュータで作りたい』と言い出すのを待っていました。招待状は、国語の学習の発展で扱いたかったので、コンピュータは無理でも、賞状は可能だと考えていました。
 案の定、賞状を作ると言い出しました。実際に賞状を作ってきたところで、「この賞状は、もらってうれしいかなあ?中身はよく考えてあるんだけど、字がなあ・・・・もう少していねいできれいだったらいいのに・・・習字で書くかい?」と揺さぶってみました。しばらくたって、「コンピュータで書きたい」と、言い出しました。
 「しめ、しめ」です。
 「そうかあ、コンピュータかあ、いいアイデアだねえ。きれいに印刷できるからねえ。でも、上手に使えるかい?」
 「大丈夫、ぼく家で使ったことあるから」「ぼくは、休み時間にコンピュータルームのコンピュータを使ってる」と言ってきました。
 このような経緯で、前時、コンピュータをつかったグループが現れたわけです。こんな活動は、すぐに他のグループに伝わります。みんなが、口々に「コンピュータを使いたい」と言い始めました。

そこで、今回、一斉指導で、コンピュータを指導することにしたのです。賞状だけでなく、生き物グループは、生き物のことをコンピュータのホームページで調べたいといっていたので、ブラウザーの使い方も指導することにしました。どちらかというと、ブラウザーの使い方の方が今後、生きてきますから・・・

ブラウザーは、この山口小学校の坂本の2001のページを見させました。自分たちの活動が載っているので、大騒ぎです。ついでに、村田の部屋も見せました。昨年度の3年生の中庭の実践が載っているからです。(本当言うと、クリスマスのツリーを飾りたいという願いをもっている子がいるから、その思いを他の子供に広げるための素地を養いたいと考えたのです。やはり、昨年度のクリスマスの様子を見て、自分たちも中庭にクリスマスツリーを飾りたいと口々に言っていました。そのうち、この思いを広げたいと考えています。今は、まだその気持ちにならないようです。だって、まだ11月だし、11月末のイベントを終えていないからです・・・)