●単元「中庭を改造して、3−1ふれあい広場をつくろう」
14 やぎをみんなで飼い始めよう 3M 11/19
(30時間目)
ついに、ヤギがやってきました。2頭1ヶ月の飼育体験の始まりです。山口県立農業大学校の畜産部長さんが、トラックで連れてきてくださいました。子供たちは、約束の時間に正門のところで待っていました。到着すると大騒ぎです。久しぶりのヤギとの再会です。
ヤギをおろして、近くの草場に繋いで、小屋とえさの運搬を終え、説明と質問タイムです。4週間の長い飼育期間で注意することを中心にお話しいただきました。また、子供たちも新しいヤギのことを中心に質問しました。あっという間の45分でした。
トラックから降りてくるヤギさん
その場でお話
こちらが、新しいヤギ「みっちゃん」(おす)
向こうがなじみの「やぎはし」(めす)
畜産部長さんからいただいた資料
○やぎの仲間はどんなものがあるでしょう?
偶蹄目(ぐうていもく)ー牛科 うし、水牛、やぎ、ひつじがいます。
○やぎの特長
西アジアで今から5000年前に人に飼われるようになりました。
やぎの仲間は、食べ物を紹介する胃が4つに分かれています。
(人や、犬、ねこはひとつしかありません)
だから、草などのひとが利用できないものもえさとして利用できます。
○やぎの長いあいだの飼い方
・水は、毎日きれいなものをあげてください。
・えさは1日1回決まった時間にやるようにしましょう。日曜日も当番を決めてやりましょう。
・えさは草や乾燥した草、麦などのこくもつを食べます。
乾燥した草や、ふつうの草は、たくさん与えてもかまいません。
でも、むぎや配合飼料は、与えすぎると病気になります。
・とってもさみしがりやです。だから休みの日やにちようびでもできるだけ会いに来てください。
そして、声をかけてやりましょう。
・毎日観察して、早く異常に気付いてください。
糞がやわらかくなったり、きのうまで食べていたえさを喜んで食べなくなったりしたら、
連絡してください。
・自分の身を守る武器を持っていません。野犬などに注意しましょう。
・寒くなりますが、えさを十分に食べていれば、題じぃおうぶです。
でも天気のいい日には、ひなたぼっこをさせて
体をあたたかくしてやりましょう。
かぜに長く当たっていると、かぜをひきます。
・ねるところはかんそうしたわらなどをひいてやりましょう。
よごれた敷物は取り出して替えてやりましょう。
とりだしたものは花壇の土や木の根っこなどにしいてやりましょう。