●単元「中庭を改造して、3−1ふれあい広場をつくろう」
1 中庭の改造計画についてアイデアを出し合おう 9/25
(1時間目)



3年1組 総合学習 第2弾 スタート!


 3年1組の総合学習の2番目の単元が始まりました。運動会と教育実習の挟まれた比較的ゆったりした時期にスタートです。
 この単元は、昨年度の3年1組(村田学級)が行った「中庭を改造して3−1ふれあい広場をつくろう」を追試するものです。今年の3年は、両学級ともこの単元を行います。定番の単元にしたいと考えています。場所の関係で、2組は、1学期にすでに行いました。


導入の授業は
次の5つの段階で進みました。

(1)中庭を改造して、3−1○○○○をつくるという投げかけをする(5分)
 導入の導入がこんなに短時間の総合学習は、今まで初めての経験です。1学期に2組がこの学習をしているので、その時に既に「1組は、2学期にやることにしているから楽しみにしていてね。」と子供たちには、知らせていました。2学期になってからも、「いつ中庭の学習を始めるのか?」と尋ねてきていたくらいですから、導入は大変短時間で済みました。「どんなものをつくったり飼ったりしたいか、みんなかんがえておいてね」と投げかけてありました。
導入はそれを確認しただけです。強いこだわりは、これから、少しずつ持たせていかなければならないと考えています。子供たちの中であらかじめ予定された単元を実施する場合の「最大の課題」が「こだわりを強く持たせるための支援」だと考えます。


(2)つくりたいものについて、自由に考えを出し合う。(35分)
 「どんな中庭をつくりたいかという全体の目当てやイメージの決定」とか「そのためにどんなことをしなくてはならないか」など、やらなければならないことはたくさんあったのですが、子供たちは、とにかく、つくりたいものを決めたくて仕方ありません。そこで、子供たちの持っているアイデアをしっかり出し合うことをはじめにして、そのあと、「めあて」や「予定」などを決めていくことにしました。ただし、期間は12月いっぱいまでということだけは確認しました。
 まずは、自由に座席を立って、アイデアを考える時間です。(10分)
実現できるかどうかは、教師の方からあれこれ言いませんでした。ただし、「2組のまねをする必要はないこと」「みなさんがやりたければ、力を合わせて、先生もできるだけのことは協力すること」を伝えました。
 続いて、全体の場で、アイデアを出して、記録していきました。(25分)

@動物の飼育に関すること(動物・昆虫・鳥・魚など)
A遊び場コーナーに関すること(ストラックアウト、そり滑りなど)
Bゲームやクイズなど、人を招待してやるイベントに関すること(○×クイズ、迷路など)
のおよそ3つの種類に関する意見が出ました。
以下の写真のようです。
その都度反対意見や賛成意見などが出て、話し合いがふくらむ場面もありましたが、この段階は、アイデアを自由に出し合うことが目的だということを話して、できるだけたくさんのアイデアを出させることにしました。


(2)次時にすることについての確認(5分)

 「アイデアをどのように絞っていくのか」という手続きについてみんなで決めていくことや「どんな広場にしたいのか」という広場のイメージ、めあてについて話し合うことを告げて、終了しました。これから5,6時間がこの単元の中で最も重要な時間だと考えています。