アメリカの学校とテレビ会議をしよう!
〜FMF mtp bugs project〜



昨年度からの継続のプログラムです。本校は昨年度から、アメリカの南部の学校2校と交流しています。そのうちの一校、オークパークスクールと19日土曜日の朝9時からテレビ会議を行いました。


 昨年度の6月頃1ヶ月間アンジー・クラフト先生が滞在されました。その先生がお勤めの学校です。昨年度は、3年2組が中心となって、虫を話題に交流していました。今回は、向こうの学校からの申し出でテレビ会議をすることになりました。急遽、3年1組がテレビ会議に出ることにしました。ちょうど理科で、虫の学習をしているからです。
 オークパークスクールは、聾学校なので、チャット中心の交流になりました。テレビ会議のプログラムは、挨拶をした後、昆虫の紹介です。@かなべび(○○君、○○君) Aチョウチョのさなぎ(○○君、○○君) Bテントウムシ(○○君) Cダンゴムシ(○○さん) Dカマキリのたまご(○○さん)の順でした。その後、いくつかの思いつく会話をしたりしました。
 通訳として、大学院英語科教育の2年生の○○さんがボランティアでお手伝いくださいました。アメリカの日米教育委員会のテレビ会議のサーバーに両校が接続する形で会議を行いました。


音声はよくはいるのですが、映像がかなり荒くて、時々きれいにうつる映像を頼りに約45分間行いました。アメリカとは時差があります。こちらは、午前9時。向こうは、前日の午後8時です。アンジー先生と子供たちとその親御さんが再度学校に登校されていました。
 小さなCCDカメラの前に虫を差し出して移します。そして名前をクイズ形式で出します。向こうにもいる昆虫が多くて、だいたい応えてもらえました。
 終わり頃は、少し飽きてしまいましたが、最後まで残っている子供は、少しでもカメラに写ろう、少しでも考えてきた英語を話そうとがんばりました。
 質問を英語で覚えてきた子供もいました。それがちゃんと通じたのがこれまたすごかったです。特に○○君は、どんな日本の食べ物が好きですか?を英語で尋ね、ちゃんと「Sushi!」という答えをもらっていました。
 もし次にやる機会があったら、もう少し自分なりの英語で話しかけることができるといいと思っています。また、英語の時間と連動させることができたら・・・と考えています。


子供の日記です。
(カマキリのたまごを見せた子供)
今日は、インターネットで外国のお友達とお話をしました。外国のお友達は、アメリカ人です。通訳は青い先生です。わたしたちは、こん虫をじゅん番に見せました。
 わたしは、さやかさんの次にカマキリのたまごをみせました。このたまごは、わたしが、かっていたカマキリのたまごです。アメリカのお友だちにも、ちゃんと見えたかしんぱいです。アメリカの人たちともっとお話ができたらいいなと思いました。 


(sushiという答えをもらった子供)
パソコンで、ろう学校の人と話しました。
ぼくが、ファット・カインド・オブ・ジャパニーズ・フーズ・ドゥ・ユウー・ライク?といったら、すし、と言いました。
通じたのです。ぼくは、うれしくなって、アイ・ライク・ツーと言いました。