●単元  「メリンダ先生と遊ぼう」
6 パーティーの計画をたてて、準備や練習をしよう (6/13)
(16,17,18時間目)

 13日(水)の5時間目に、6月29日(金)に行う「メリンダ先生との3回目の交流会〜パーティー〜」の内容について話し合いました。


 まず、私の方から、日時と場所を提示しました。その中の中心的な時間帯9:00〜11:30に行うことのアイデアを出し合う学習だということを伝えます。場所は、中講堂を確保しています。


 次に、はじめに話し合って決めた「この総合学習のめあて」を再び確認しました。
(1)メリンダ先生と仲良くなる  (2)外国(ハンガリー)のことを知る  (3)日本のことを教える   です。
3年生は、めあてをその都度示して、何を目指して学習をしているのかを意識させなければなりません。


グループでの短時間の話し合いを経て、全体でアイデアを出し合い、話し合いました。その中で出てきたのは、次のことです。
(1)ハンガリーのケーキの作り方を教えていただいて、みんなで作る。(時間の関係で、味わうだけになるかも知れません)
(2)6月17日がメリンダ先生の誕生日なので(○○さんが聞いてきてくれました)誕生日会にもする。そして、折り紙などで作ったプレゼントを渡す。
(3)クッキーづくりをする。
(4)ういろうづくりをする。
(5)日本のおもちゃを紹介する。
です。


 (2)はすぐに合意しました。プレゼントをどんなものにするのかについては、次回の総合で話し合います。
(3)は外国のお菓子だから、(4)の日本のお菓子であるういろうを作って食べていただく方がいいということになりました。社会科の学習で(副読本の「のびゆく山口」に材料や作り方がでている)やることの多い「ういろうづくり」をメリンダ先生との交流で行うことに抵抗はないようです。
(5)は、バービー人形やリカちゃん人形は止めて、日本人形などにしたらよいのではないかとの意見にまとまりました。その後、日本に昔からある遊びを出し合ったら、たくさん出てきました。生活科の学習でやっているからでしょう。出てきた遊びは、
   @コマ Aはねつき B紙芝居 Cヨーヨー D日本人形 Eわら人形 Fあやとり Gめんこ H紙人形 
   Iカルタ  Jだるま落とし  K百人一首  Lけん玉  M昔からある人形 
でした。
 この中の遊び道具や遊びを紹介することにしました。いくつかのグループに分かれることになるでしょう。そして、その遊びを実演したり、その遊びについて調べたりして伝えることになります。問題は、言葉の壁ですが、とりあえず、日本語で説明できるようになろう!ということで授業を終えています。
 早速宿題でやってきたいとはりきって帰っていった子供もいました。また、ういろうづくり以外にも、簡単にできる日本のお菓子を調べてきたいと言って、帰っていった子供もいました。
 日本のお菓子紹介が複数になると授業として時間に収まるかどうか分からないので、少し不安ですが、もしそうなれば、また、みんなで話し合うことになると思います。
 また、メリンダ先生から教えていただくケーキは、以前5年生の学年PTAでやったことがあります。それを想定しているのですが、時間的なことと、能力的なことともう一度よく考えておかなければなりません。また、その活動が、本当にこの学習のねらいにあっているのかということも冷静に検討しなければならないと考えています。 (ここまでが16時間目)


実は、このあと17,18時間目に計画を実行するために日本の遊びの紹介文をカードに書くなどの学習を行いました。しかし、事情があって、その後のお菓子づくりの練習などをできなくなりました。そういうことで、ここで大きく計画を変更することになりました。非常に残念です。